少子高齢化社会。
実感はいかがでしょうか。
実感の有無に関わらず、間違いなく時代は突入しているのでしょう。
では、10年後、20。年後はどうなるのでしょうか。
恐怖!! 子供に教えたい・・・20年後の世界-永江一石のITマーケティング日記
不安を煽るようなタイトルですが、様々なデータに基づいて記述されています。
そして、こちらの記事で出て来る例はというと…
釣具店は倒産、閉鎖が相次ぎ、フィッシングショーの集客は20年で半分になった。当時、ウッハウハ儲かってた釣具屋さんで行方不明の人もいるくらい。
何度か書いたが自分の通ってるスポーツクラブの平均年齢は65歳超えてると思う。スポーツクラブの駐車場が一番やばい。実は30代からずっとスポーツクラブは転々としながらずっと入っているのだが、昔は若い女子とかもけっこういました。いまでは受付以外に若い女子は薬にしたくてもいません。
バブルの時はスキー場のリフトに2時間待ちとか普通だったのに、いまでは閑散。
釣り業界。
矢野経済研究所の「スポーツ用品市場に関する調査結果 2015」によれば、釣り用品だけ、つまり釣り船などは除いても約1200億円(2014年)。
スポーツクラブ業界。
株式会社クラブビジネスジャパン の「日本のクラブ業界のトレンド2014年版」によれば、約4000億円。
スキー業界。
株式会社日本能率協会総合研究所の「スポーツ産業年鑑」によれば、こちらもスキー”用品”だけ、つまりスノーボード用品を除いても約580億円。(2012年)
対するダイビング業界。
2009年の経済産業省による「ダイビング産業の動向及び安全対策に関する調査」によれば、全てトータルで約600億円と推定されています。
2009年と2016年。
体感値でもダイバーの減少を痛感しています。
恐らく2016年現在の市場規模は500億程度なのではないでしょうか。
さて。
ダイバーの年齢層。
ダイビング事業者の年齢層。
20年後に何が起きているのか。
このまま何もしなければ、ダイバー人口の先細りは、20年後どころの話では無いと思っています。
アメリカではミレニアル世代への注目が高まっているそうです。
ミレニアル世代。1980年~2000年頃に生まれた世代です。
自分も当てはまるので、お前が言うなと言われそうですが
ミレニアル世代や、その先の世代のことを
本気で考えていかないといけない時期なんだと思います。
団塊世代や団塊ジュニア世代。
人口が多く、可処分所得も多いので、魅力的な顧客です。
一方の若年層。
人口は少なく、所得はカツカツ。生まれながらの不景気にして、不景気マインドの申し子なので、あまり魅力的ではありません。※自分もこの世代なので、ここまで言います。(笑)
しかし、お客様が単純に減ってしまえば、事業者も減ってしまうことは明白です。
その時が来る前に、ダイビング業界一丸となって、布石を打っておきたいですね…