ダイビングインストラクターは世間的にも教え方巧者?

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本日は都内にて、とある内容の講習会でした。

今話題の、23区のあそこです。(笑)

9時半〜17時まで、こんなにぶっ通しで講義を聞くのは大学時代でもなかなか無かった気がします^^;

 

内容はというと現在構築中のこちらのサイトに関わるもの。

Seak

実は許認可事業に該当しそうなので、許可取得が必要になった時に備えて下準備です。

勘の良い方であれば、なんとなく想像出来てしまうかもしれませんが…

 

久々の聴講で感じたこと

いつもはインストラクターとして教える立場。

学科講習に関しても、自宅学習→確認、のみで終わらず、基本的には講義を行っています。

また、コースディレクターとしてつい先日もNAUI-ITC(インストラクター講習)を行い、『教え方』について教えていたところでした。

 

そんな中、以下の記事で、インストラクターの『教え方』について、こんなことを述べました。

『教え方』教えます-読書アウトプット

ダイビングインストラクターは教え方を体得している
テクニカルな部分は、案外インストラクター講習中の評価内容に散りばめられている様に思います。

導入時に

関連質問で注目を集めると効果的
Why,What,How,Resultを明確にする
内容では

例示、演示をする
質問、発問が効果的
他の項目との関係を示し、布石を設置、回収する
といった点です。

これをベースに、実際の現場で、より良い方法を体得しているのだと思います。

特に、どれもNAUI用語になってしまいますが

  • 注目
  • 重要性/価値
  • 目標
  • 主要点の概要

を導入時に簡潔かつ上手く伝えて、内容を聞く体制にさせる重要性について、改めて強く感じています。

 

今回の講習会で登壇した講師の方は3名。

3名の講義方法を見てみると…

  • A氏:導入なし
  • B氏:主要点の概要のみ説明
  • C氏:主要点の概要に加え、具体的な指示あり

いやいや、NAUI流に言えば、導入20点満点中、1点、3点、4点ですから!!(笑)

実際にはどれも長過ぎるので、2点ですけどねっ!!(笑)

 

別件で、現在某企業とセミナーの共催を計画しています。

その内容に関する打ち合わせでも、改めて『注目、重要性/価値、目標、主要点の概要』という言葉を使いながら話を整理していくと、非常にわかりやすいと感じていました。

 

で、今回の講習会もそうなのですが、『重要性/価値』って一番重要なのに、巷では暗黙の了解にされがちなのでは無いでしょうか??

 

ダイビングインストラクターの皆様にご提案

どこの指導団体に所属していようと、インストラクター講習の際に、ほぼ同じような評価項目になっていると伝え聞いています。

ということは、ダイビングインストラクターであれば、講義をする時にある種フレームワークを体得しているとも言えますよね。

 

一方で世の中を見渡してみると、人に物を教える場面というのは案外たくさんあります。

  • 塾や先生などそもそも教える仕事
  • 上記に近いが、サーフィンや華道、茶道など、趣味の領域で教える仕事
  • 上司が部下に仕事を教える

などなど…

 

そして、少しだけヒアリングをしてみると、案外『教え方』は習ったことが無い、という答えが返ってくることに気づきました。

 

ということは…

 

もしかしたら、ダイビングインストラクターが、企業などに出向き、インストラクター講習の評価項目をベースに

『教え方』セミナー

を開催することも不可能では無いのでしょうか!?

 

もちろん、世の中には

『教え方アドバイザー』

なる肩書があるかはわかりませんが、そんなニュアンスで活動している方もいらっしゃるでしょうし

ダイビングインストラクターが適任であるということをいくら話しても、理解してもらえないかもしれません。

 

でも

もし

どこかで成功事例のひとつでも出来たら…

 

半分冗談、半分本気です(笑)

我こそは、という方、一緒にやってみませんか??

もしかしたら、冬場の良いお小遣い稼ぎになるかも…

※あくまで、冬場に本業とシナジーの無いことに注力することには、反対派ですが。。。

 

インストラクターも知識の確認が出来たら嬉しい

話が大きな方向に逸れました。

もうひとつ思ったこと、というよりも以前から思ってはいましたが、せっかくなので。

 

今回の講習会は、5年後には再度受講する必要があるものでした。

同様に、車の免許然り、更新が必要な資格はたくさんありますよね。

 

ダイビングインストラクターはどうなのでしょうか??

 

もちろん、日々現場に出ていれば、おのずと知識は刷新されて行くので、バリバリやっているインストラクターには不要かもしれません。

また、様々なNPOや商業組合、任意団体で近い様な活動が存在することも事実です。

 

これを、指導団体やCカード協議会など、世間的に納得感のある団体が主導し、ダイビングインストラクターの更新手続きがあれば、もっと社会的地位が向上するのかもなー、なんて思いました。

 

また、現場には夏しか出ていない非常勤の方々や、少し現場から離れてしまっている方

特に、後者の知識が錆びついてしまうのを防ぐことで、おのずとアクティブなインストラクターも増えるかも、なんて思います。

 

最近、地道にブログを書き始めたおかげか、ちょっとずつ

Googleスプレッドシートってさー、…

データベースって…

WordPressでHPを…

みたいな質問や相談を頂きつつあります。

 

いつもお世話になっている皆様はもちろん、お会いしたことの無いダイビング業界関係者の方々におかれましても、お気軽にご質問やお問い合わせを頂ければと思います!

ご意見、ご感想、反論も励みになるのでドシドシお待ちしています!

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