ダイビングショップに最適?合同会社とは

弊社は法人として、合同会社という形態を採用しています。

 

もしかすると、合同会社という形態を初めて聞いた、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

実はこの合同会社、ダイビングショップに最適な法人形態なのでは、と個人的には考えています。

 

詳しくは後述しますが、合同会社はまだまだ知名度が低いことも事実です。

で、『どこの誰と合同でやってるの?』なんて…(汗)

別に仮に1人会社でも合同会社を名乗れるんですけどね…

 

そこで、今回は

うちの会社だってちゃっと会社なんだ!

ダイビングショップにも最適なのでは?

という一石二鳥を狙って、合同会社とはどんなものなのか、をご紹介したいと思います!笑

 

個人事業と会社の違いとは

まず、合同会社の話に入る前にここからですね。

税理士、行政書士といった専門家では無いので、必ずしも正確とは言い切れないことを予めご了承ください。

 

それを踏まえてニュアンスでいきます。

 

個人事業のメリット

●手続き関係が最大級に楽

法人は手続きがやや複雑なだけでなく、お金もかかります。

個人事業を開始するにあたっても手続きが必要だったはずですが、かなり簡便なものと聞いています。

●法人税がかからない

法人税は赤字でも最低年間7万円かかります。

 

会社のメリット

●経費として認められる範囲が比較的広い

詳しくはまたの機会に。。。

●赤字黒字を繰り越しできる

個人事業の所得税は、儲かった年は儲かったなりに、儲からなかった年は儲からなかったなりにとられます。

一方、法人の場合は、その年が黒字でも過去(9年のはず)に赤字があれば、そこと相殺してから税金の計算が始まります。

また、同様に、その年が赤字で、過去(同上)に黒字があると、そこと相殺して税金が還付されます。

●契約など何かと話が早い

銀行口座の開設、レンタカーの法人契約、メーカーとの掛取引契約、などなど、法人限定のサービスや、契約関係で、何かと話が早いです。

●その他

専門的に見ると、配偶者への給与だったりなんだり、色々とメリットがあるようです。笑

月収30~40万円あたりからは、会社の方がメリットが多いのだとか。

 

 

合同会社と株式会社の違い

株式会社に無くて合同会社にあるもの

●低コスト

設立や継続する上でかかるコストが合同会社の方がよっぽど安いです。

●手続きが楽

株式会社に比べれば、圧倒的に楽です。

設立後の手続き関係も、株式会社に比べると遥かに楽チンです。

●自由な経営権

また、株式会社の場合、資本比率によって経営権が決まりますが、合同会社の場合は資本比率によらず、自由に決定できます。

出資者が1人ならば同じですが…

 

株式会社にあって合同会社にないもの

●株式公開

合同会社は上場できません。

上場。。。9割9分のダイビングショップとは無縁ですよね。

●知名度

とはいえやっぱり「株式会社」という字面ほどの重みが合同会社にはまだまだありません。

同じ法人なんですけどね…

BtoBの場合はこの辺りが大きなデメリットになる可能性もありますが、特にBtoC、ダイビングショップの様なお客様商売の場合は、会社名よりも屋号(ショップ名)で商売をすることになるので、あまり気にしなくても良いのでは無いでしょうか?

また、最近では誰もが知っている有名企業も合同会社が増えてきています。

例えば

  • Amazon
  • 西友
  • Apple
  • ケロッグ
  • ユニバーサルミュージック

このあたりです。

 

どうでしょう、合同会社でも案外良いのかも、と思ってきませんか?笑
(完全に大手の名前にぶらさがろうとしてます笑)

 

ダイビング業界では人材不足が叫ばれていますが、個人事業のショップが多い点も、原因のひとつなのではないかと思っています。

働く側からしたら「社保完備」って響きだけでもなんとなく安心感があるので…

 

法人化することで、税務署や役所が絡む手続きも増え、正直事務作業の手間は増えます。

しかし、この面倒な作業をすることで、「きちんとやらなくては」と襟を正すことが出来る様に思います。

 

その結果として、きちんとやったなりの結果が返ってくるはずなので

法人化は面倒くさそう

とすぐに投げる前に、一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか??

 

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