旅行ついでのダイビングは「せっかく」ではない!?

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みなさんのお店に訪れてくれるゲストはどんな人でしょう?

リピーターが多いでしょうか、イチゲンさんが多いでしょうか。

 

多かれ少なかれ、イチゲンさんも居ることと思いますが、その方々はどんな方でしょう??

 

イチゲンさんの場合、なかなか趣味嗜好はわかりづらいものですが、なんとかその性向を理解し、適切な対応をすることがリピートに繋がることは想像に難くないと思います。

 

さて、興味深い調査結果を入手しました。

株式会社ドゥ・ハウス

事実新聞2016年4月号

の中で紹介している

消費者行動プロトコル[国内旅行企画]編

によると

中頻度旅行者に着目すると「旅行先で行いたいレジャーがある(41.1%)」「旅行先で体験したいこと/ものがある(38.4%)」が全体よりも10ポイント高くなっており、旅行先で何かをすることに重きを置いている特徴が見受けられた。

 

とあります。

尚、ここでの中頻度旅行者とは、年に4~6回程度国内旅行を行う人のことを指しています。

 

勝手なイメージとして、ダイビングなどのレジャーに興じる層は、低頻度旅行者で、せっかく来たから、という行動を想像していたので、少し驚きました。

 

ひとつ仮説を立てるとすれば

あんまり旅行をする機会がない→この場所ならこれ!を見たい

ちょくちょく旅行をする→旅行は生活の一部でストレス発散

これが成り立つのであれば

普通の旅行には飽きたから、やりたいことベースで行き先をさがす→しばしば旅行をする人

というのは納得できる気もします。

 

だとすると

旅行も兼ねてダイビングに訪れてくれたイチゲンさん→しばしば旅行をする人

という仮説が生まれます。

もちろん、調査結果を詳細に分析したわけではなく、「逆は必ずしも真ならず」なので、あくまで仮説です。

 

この仮説を基に、リピート顧客になってもらうためには、どの様な情報を提供すれば良いか、考えてみましょう。

 

しばしば旅行をする人とはどんな人でしょう?

年に4~6回、つまり2~3か月に1回ということは…

GW、夏休み、年末年始、3連休は必ず旅行

というケースが考えられると思います。

ほかにも

1泊2日や日帰りをちょこちょこ

かもしれませんね。

 

そう考えてみると、その人が心のどこかで望んでいるのは

次の大型連休の企画を教えてほしい

ということかもしれません。

1泊2日が限界だから沖縄ではなく1泊2日で行ける範囲の情報がほしい

かもしれませんね。

 

ここまでのお話は、ひとつの調査結果から仮説に次ぐ仮説をベースにしたお話で、精度の保証は出来ませんのであしからず(笑)

ただ、この様に、調査結果から仮説を構築し、次の策を練る、という作業、楽しくありませんか??

 

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