事務所契約忘備録

先週お伝えした通り、弊社は新たなメインオフィスとして事務所を契約しました。

 

物件の契約、そんなに何度もやる事では無いので、もしかするとダイビングショップを構える際の参考になる可能性もあるかと思い、契約までの流れを忘備録的に書き留めておきたいと思います。

 

①物件探し

まずはインターネットで物件探し。

これまで自宅の引越を4回行っている僕。

そのうち1回は大学入学時だったので直接不動産屋へ、もう1回はダイビングショップの店舗兼住宅だったので、インターネットで探すことは行っていませんでした。

 

一方、残りの2回はインターネットで物件を探しました。

その際、個人的に最も探しやすいと思っていたのがHOME’Sだったので、今回もHOME’Sで検索しました。

LIFUL HOME’S

 

検索の際こころがけたことは、妥協しない事。

ネットで調べた物件を問い合わせてみても既に契約済みと言われてしまうことが多く、この段階で妥協をしてしまうと、実際に紹介される物件は、さらに1~2グレード下がってしまいます。

 

また、条件に合致する物件が多すぎても悩むだけ。

HOME’Sをはじめ、多くの検索サイトでは、条件を変更するごとリアルタイムに該当物件数が表示されるので、該当件数がヒト桁になる程度まで、詳細に条件を指定します。

 

今回は

  • 桜木町駅
  • 徒歩7分以内
  • 家賃・共益費込みで80000円以下
  • 25㎡以上
  • 事務所可物件
  • バス・トイレ別

をベースに、該当物件数によって家賃や徒歩所要時間、専有面積などを調整して調べました。

 

住居用であれば、これ以外の様々な条件を加えることが出来そうですが、事務所可の物件が比較的少ないため、上記6点のみとなりました。

 

基本的にはワンルームタイプで探していたのですが、ワンルームタイプの多くは玄関入ってすぐにキッチンがあります。

それでは事務所として見栄えが悪いと感じたので、該当する物件の間取りを見て、キッチンが玄関先に無いことも、裏条件としました。

 

結果、3か所ほど良さそうな物件をチョイス。

このうち2つの物件で同じ不動産屋の名前があったので、そちらの不動産屋へ。

 

尚、ネット上にどこの不動産屋の名前があろうとも、結局はどこにいっても紹介してもらうことが可能なので、あまり気にしなくても良いかもしれません。

 

②不動産屋訪問

今回は敢えてチェーン展開している不動産屋ではなく、地元の不動産屋をチョイスしました。

 

と言うのも、過去の経験上ネットで探し出した物件は無く、他の物件を紹介されます。

その際に、チェーン展開している店よりも、地元の不動産屋の方が、隠し玉物件を持っているのでは、と考えての事です。

 

自分と茂野、男2人で突然訪問したので、最初はかなり怪しがられました(笑)

事務所に使いたくて…と言ったところから担当者の方の顔が晴れたので

『兄弟にも親子にも見えないし、こいつら一緒に住むのかな…』

と思われたのかもしれません(笑)

 

事務所物件の注意点

ここで初めて知ったのが、事務所可物件の場合、事務所として契約する場合には条件が変更になる可能性がある、ということ。

家賃が若干上がったり、敷金が増えたり…

これは知りませんでした。

 

さておき訪問してみると、ピックアップした物件、見れると言うではありませんか。

似たような条件の物件も含めて、3軒ほど、すぐに内見に。

 

担当のK泉さんが野毛の坂をダッシュで上り下りして鍵を取りにいってくれたあたりで、不動産屋はここで行こうと決めました(笑)

 

1軒目、まずは最も駅から近い物件。

立地は完璧、もうちょっとだけ広ければなぁーという印象で、2軒目へ。

 

2軒目はイマイチ。3軒目へ。

 

3軒目はネットで調べた第1候補の物件。

 

良い。

 

が、慎重な僕は一旦帰ろうとしましたが、即断即決の茂野。

『ここにしましょ!』

 

ということで、悩んでもしょうがないので不動産屋訪問当日に即決で申し込むという荒業に。

不動産屋的には、突然入って来て、その場で申込して、手のかからないラッキーなお客さんですよね(笑)

 

③申し込み

その日は後ろの予定が詰まっていたので、内見先でそのまま申込書を書きました(笑)

 

ちゃんと持っていた担当者、さすがですね。

 

契約者となる弊社の情報、保証人となる自分の情報を記入し、免許証の写メを取って申込完了。

 

ちなみに記入した情報は、住所、電話番号、年収、法人の場合は売上高と資本金(だったと思います。)あたりです。

 

④変更点発覚

申し込んだ物件、②でご紹介した注意点の通り、敷金が上がる事には同意をしていました。

が、申し込み後に更なる条件変更の連絡が。

 

家賃を外税にして欲しいと言うではありませんか。

 

今回決めた物件の家賃は7万円。(←晒しちゃいます)

ということは、消費税分5600円のUPです。

 

一瞬同意しかけましたが、冷静に計算すると2年間、24ヶ月で13万4400円。

その他、仲介手数料などにも響いてくるはずなので、15万近くの差が出る計算に…

 

⑤交渉

ということで、ダメもとで交渉してみることに。

 

当初の7万円付近に税込で納めるには65000円+消費税の70200円となります。

 

交渉依頼から数日たった返事は以下の様な内容でした。

 

担当者:『他の部屋の条件を見せたりしたところ、オーナーさんから、間を取って68000円+税という話が出てきました!』

僕:『そうですか!まぁではそれで…』

担当者:『でも、そこでもう1回ごねて、65000円+税でOK出ました!』

僕:『あっ(笑)ではそれでお願いします!!』

 

危ない。

68000円+税でOK出すところだった。

なんで1回68000円ってのを挟んだ。(笑)

 

これまでこういった交渉に成功したことはありませんでしたが、初めて成功しました。

 

⑥契約書の調整

無事家賃も決まり、あとはテンプレ的な契約書を交わして一件落着…

とは行きませんでした。

 

というか、行かせませんでした(笑)

 

家賃交渉も頑張ってくれたので、ここはもう少しばかり働いて頂くことに。

 

というのも、提示されたのは事務所物件のテンプレート的な契約書。

 

以下3点の調整を依頼しました。

  1. 炊事、宿泊の禁止
  2. 1ヶ月以上人の出入りが無いことの無いように
  3. 原状復帰は原則クロス、床、天井、全とっかえ

 

恐らく横浜で飲んで、帰るの面倒になったら泊まりますもん。(笑)

沖縄1ヶ月滞在とかあるし…

いくら何でも諸々全とっかえはおかしい。貸主負担が少なすぎる。
→事務所の場合、そもそも入居時、リフォームばりに張替えられることも多く、それを意図してのものだとか

 

ということで、住居用物件に使う様な文言に調整してもらいました。

 

⑦契約

無事、契約書にもしっかりと目を通したうえで契約。

契約を結ぶ際に必要となった添付書類は以下の通りです。

  • 法人の登記簿謄本(登記事項証明書)
  • 法人の印鑑証明
  • 保証人(細谷)の印鑑証明

です。

 

⑧住所がわからない…

契約までして最後の最後に驚きの混乱が(笑)

 

ネットをひくのに情報を集めようと、ヨドバシカメラで色々と調べてもらった時のこと。

住所を尋ねられたのですが、さすがにまだ覚えていない。

マンション名からググると

5-131-5

であることがわかりました。

 

しかし、改めて契約書を見てみると、住所が

5-131

となっているんです。

 

正式には住居表示の『号』が無い事もあるので(弊社、登記上の本店もそうです)そういうことかとも思いました。

 

もう少し調べてみると、同じマンション1階の歯医者さんは

5-131-6

となっています。

 

この辺りから混乱は深まります。

 

そこで、不動産屋に尋ねてみると

5-131

だと言います。

 

でも、GoogleMapやその他さまざまなネット上の地図で調べると

5-131と5-131-6が同じ場所

で、あくまで事務所のマンションは

5-131-5

の様なんですよね。

 

じゃあ歯医者さんが間違えているのか…

 

謎は深まるばかりです。

 

 

ひとまずGoogle先生などの情報を信用して、5-131-5を採用したいと思います。

 

住居表示はあくまで郵便物を届けるための物なので、なんでも良いんですよねたぶん(笑)

小笠原なんて、大概『字(アザ)』までですから。

 

ということで、割と長くなってしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。

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