弊社ではいくつかのダイビングショップ様のホームページ構築をお手伝いしたことがあります。
先日、以前構築のお手伝いをしたショップ様からこんなご連絡を頂きました。
「”地元の県名”×”ダイビング”」で検索上位に来ない。
ホームページのキーワードとして”地元の県名”、”ダイビング”、”スクール”を入れたい。
んと…
meta keywordのことか!
と気づくのにしばしかかりました…
今回は少しだけ、SEOについて考えてみたいと思います。
SEOって?
この単語を出すだけで、毛嫌いされる確率No1の単語。
この単語を出すだけで怪しげな会社認定されてしまう確率No1の単語。
でも誰もが頭の片隅で気になっている確率No1の単語。
日本語にすれば検索エンジン対策(最適化)。
こちらの意図したキーワードで検索エンジンに表示してもらうための方法、と言ったところでしょうか。
正直なところ、自分の中でも決して得意分野ではありません。
ここでは自身の勉強した範囲と弊社の運営する「だいがく-ダイバーズ学園」を通してわかってきていることを基に、ご紹介しますね。
SEOの手法
以前は相互リンクやmeta keywordの記載などが代表的な手法とされていました。
検索エンジンを意識して、狙ったキーワードを背景色と同じ色で人の目には見えないように書く、なんてのが流行ったこともあります。
が。
現在はあまり意味が無いとされています。
少なくともGoogleだけに関して言えば、検索エンジンの頭脳は、とんでもなく進歩しています。
人間が小手先で行ったことを「小手先」と判断して、ペナルティーを科すぐらいに。
一方で、こちらの伝えたいことはちゃんと理解してくれるようにもなっています。
さらにそのページ自体や記事ごとのクオリティーまでも。
とはいえ相手は機械なので、そのGoogleの賢い頭脳に打ち勝ったことこそが、某D社の運営するWに端を発した2016年終盤の騒ぎなのですが…
某D社のWに関しては
- 扱っている題材が医療に関する物で、その内容に問題があった点
- ユーザーが自由に書いている、としながらも詳細な指示を出していた点
などに問題があったものの、そのSEO施策についてはしごく全うなものばかり。
※一部、ブラックSEOと言われる、お行儀の悪い施策が存在したという噂もありますが…
つくづく、SEOに必要なのは真摯さと労力なんだな、と思った次第です。
で、どうすればいいの?
結論から言うと
- 誰かが欲している情報を
- その欲求に応えるか、上回る内容で
- 書き続ける
ことだと思います。
例えば
“東京 ダイビング”
というキーワードで検索順位1位になりたければ
“東京 ダイビング”と検索する人の気持ちになって、その人が知りたいであろう情報をしっかりと書く。
これだけだと思います。
上記の様なビッグワードで1位を取りづらい理由としては、同じように考えて、たくさんの人が趣向を凝らした記事を書いているから。
逆に言うとまだこの世にない情報であれば、意図した通りの検索キーワードで1位を取ることも、そう難しくはありません。
今度はそのキーワードで検索する人が居ないので意味が無い、という話になるわけですが…
例えば、手前味噌ではありますが、弊社の運営するだいがくで見てみると
- 水族館 ダイビング
- bpm 120 曲
- 台風 メリット
なんてキーワードで1位を獲得することが出来ています。
単独キーワードで言えば
- モンハナシャコ
- 仙崎大輔
あたりで上位に表示されています。
※共に2017年4月4日現在
これを実現するために意識したことと言えば
WEBで検索しても満足な情報を手に入れることが出来ないから自分で書いた
という1点のみです。
正直なところ、上記の記事はラッキーパンチ感も否めないのですが、これを戦略的に行うことこそがSEOというわけですね。
こちらが知らせたい情報と、ユーザーが知りたい情報、ここにはどうしてもズレがあるので
常にユーザーのことを考え続ける
というのを自戒の意味を込めて記しておきたいと思います。
もう少し具体的に
とはいえオイシイ検索キーワードはそうそう転がっていません。
潤沢な人的リソースがあるのであれば、オイシイ検索キーワードを抽出することにリソースを割くことも出来ますが、あまり現実的では無いですよね。
ということで、ダイビングショップのSEO3原則と勝手に銘打ってみます。
- わかりやすく書く
- はしょらず書く
- 日々書く
それぞれご説明します。
わかりやすく書く
とにかくわかりやすい文章構造で書くことを意識します。
出来れば大見出し、小見出しを使いながら書くと良いと言われています。
人にとってわかりやすい文章はロボットにとってもわかりやすい文章なんだとか。
この記事自体がわかりづらい、というツッコミはナシでお願いします(笑)
はしょらずに書く
誰かの当たり前、はみんなの当たり前ではありません。
案外、はしょろうと思った文章に含まれるキーワードに引っ掛かったりするものです。
わかりやすく、にも繋がりますね。
日々書く
これが一番難しい…
Googleさんからの評価は、そのホームページに更新が無ければ基本的には不変です。
可能な範囲で書き続けることで、Googleさんに努力を伝えましょう。
日々書き続けているうちに、書くことにも慣れ、評価の高い記事に繋がり、サイト自体の高評価に繋がり、という好循環が生まれます。
このサイトの更新頻度?すみません…出来る範囲で頑張っています…
最後の方はなんだか偉そうなテイストになってしまっているのですが、冒頭でもお話しした通り、まだまだ自分も勉強中の分野。
新たな情報等があった時にはまた記事にさせて頂きますね!