最近ようやく『だいがく』の記事をコンスタントに書いてくれるようになってきたうちの茂野君。
その調子でここでも筆を取って欲しいのですが、少しでも文字を書くようになってきてくれただけでもよしとしまよう(笑)
さて、今日はそんな茂野から以下の様な質問をもらいました。
書いてるとどんどん派生する話題が思い浮かんでくるんですよね。
例えば今、甲殻類に関する記事を書いてるんですけど、その気になればもっと掘り下げられるなーとか、話の本筋とは違うけど別の方向でも話を広げられるなーとか。
そーゆー時って同じ記事の中に書いた方が良いんですかね?
それとも別の記事に分けた方が良いんですかね?
あっ、そうか、もしかして同じ記事だけど2ページとかにすれば良いんですかね?
文字数とSEOって関係あるのかなーって。
最初からちゃぶ台をひっくり返してしまうと、WEB業界では散々言われていることですが、SEOに文字数は関係ありません。
ですが、一方で昨年末(2016年末)に話題をさらったWelqでは、ライターさん達に『文字数2000文字~』という指示が出ており、それがSEOに功を奏した可能性があると言われていることも事実です。
※Welq
DeNAが運営する医療系キュレーションメディアで、『肩こりは霊のせい』の様な根拠に乏しすぎる記事や、複数のサイトの記事をコピペしただけの記事が各種医療系キーワードのトップを総なめにし、Web上で大炎上。
最終的にはマスコミも大きく取り上げ、大人気女性向けキュレーションサイトMERY(子会社の運営)などの関連サイトも含めて閉鎖に追い込まれた問題。
悪質なSEOも行われていたが、記事の内容はさておきSEOとしては良質なSEOも多数行われていたため学ぶ部分も多いとされる。
SEOの専門家では無いので、断定的な言い方はできませんが、世間でも言われており、自分も大事だと感じていることは
その情報にとって最適な文章量にする
という1点のみです。
Googleは検索を行っているユーザーに最適解を提示するために検索アルゴリズムを開発しています。
その指標は様々なことが言われており、複雑な物も多数含まれていると思いますが、全ては『ユーザーの満足度』を推し量っているはずです。
ユーザーは情報を求めて検索を行っているわけですが、その満足度と文章量は記事の内容によって変わることは明白です。
一方で、人は物を調べる時、求めていた答え以外の情報があった場合に、それが有用であれば120%の満足をし、逆に無用であれば、求めていた答えも含めて満足度は下がってしまいます。
ということで自分が茂野への返答としたのは以下の通りです。
書いた文章を読んでみて、冗長に感じたら2つの記事に分けた方が良いし、そうでもなければそのままで。
内容だけでなく、文体によっても、人を惹き込める文章が書けていれば、長文の方が滞在時間が長くなり、Googleからも高評価となるでしょう。
逆に、どんなに内容が良くても、話が小難しくなってしまっていれば、離脱率は上がり、Googleからは低評価となるでしょう。
こればっかりは、話題の内容、文章力、それを読むと想定される人の読解力、画像の量、などなど、様々な要素によって最適な文章量は異なるはずです。
そこをテクニカルに考えるよりは、Googleのアルゴリズムが人間の感覚に近いことを信じて、自分で読んだ時に苦がなくかつ納得いく内容にすれば良いのでは無いかと思います。
とはいえ、意図的に冗長な文章にしない限り、頑張って文字数を増やそう、ぐらいの気持ちの方が良い気はしています。
自分の場合、サッと書いて1200文字~1500文字、頑張ったなと思う量で3000~4000文字、長すぎるかもと思う量で6000文字~といったとこでしょうか。
それでも、恐らく読んでみると、かかった時間の1/50以下の時間で読めてしまうので、長すぎになることの方が少ないように感じています。
間違いないのは日々のブログで
ぺたっ<その日の写真>
今日も良い海でした!
だけでは絶対に何の役にも立たないので、それだけはやめにしましょう。。。
最後に『だいがく』で多くの検索流入をもたらしている記事の文字数をご紹介。
→886文字
この文字数でも少し前まで大量の検索流入をもたらしてくれていました。
→2310文字
ここ最近の検索流入No.1記事です。
→1549文字
→1163文字
ダイビングとは関係ありませんが、『BPM 100 曲』などのキーワードから流入があるため、検索ニーズと情報量にギャップがあったことが高評価となった原因と思われます。
この文末で、ちょうど2000文字です!(笑)※Wordpressのエディターでのカウント。