気になるあの子からのメールが待ち遠しくて、『センター問合せ』を押しまくっていたのは中学生の頃の話。
『センター問合せ』懐かしいフレーズですよね!もちろんガラケー(笑)
今でもインターネットを介したコミュニケーションは日々行っていますが、考えてみると数年前と比べただけでも激変しました。
今の自分のコミュニケーションツールを考えてみると…
- PCメール
Gmailのアドレスと数種類の自社ドメインアドレスを場面によって使い分け。
特定のメールソフトは使わず、全てGmail経由。
→対外コミュニケーション用。 - 携帯メール
中学生の頃から変わらないアドレスは、今や迷惑メール受信専用アドレスに。
よってキャリアメールは年に1回見るか見ないか。
→不使用 - LINE
一番多いのはこれ。
外出時以外ははスマホで文字を打つのが面倒なので、PCから操作しています。
→距離感の近い人&若者とのコミュニケーション用 - Facebookメッセンジャー
一部の人とはこっち。
目上の人とはFacebookが多い気がします。
→メールとLINEの中間層。ガッツリ対外ではないが、LINEでは失礼な気がする場合用。 - チャットワーク
社内コミュニケーションに関してはこれ。
→社内用
こうしてみると、携帯メールに関しては、使い道が無くなってしまっていることがよく分かります。
自分は利用していませんが、他に考えられるコミュニケーションツールとしては、以下の様な物が挙げられると思います。
- Twitterダイレクトメッセージ
- Instagramダイレクトメッセージ
- Snapchat(スナップチャット)
- Skype
- ショートメール
調査結果
いくつか調査結果を見てみました。
結論から言うと、予想通りキャリアメールの使用率は激減し、LINEなどのSNSが激増です。
総務省による
平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
によれば
全体としてメールが減少傾向、SNSが増加傾向です。
年代別で見ると、20代までではSNSがメールを上回っています。
『メール』-『SNS』が、年代を追うごとに増加する、非常にわかりやすい傾向となっていました。
20代以降は仕事でメールを使うケースも多分に含まれていると思うので、プライベートなコミュニケーションのみに絞った場合の傾向も気になる所です。
ダイビングに与える影響
最近はメールを使わない、というところまできて、ここで一気に話をダイビングに持って行きましょう。(笑)
ツアーやキャンペーンのお知らせ、HP上での告知以外にも直接アプローチをするケースがあると思います。
ひと昔前までは郵送によるDM一辺倒だったでしょう。
ここ最近はメールによるDMも多く使われていると思います。
これは、郵送DMの開封率が低いことが要因です。
さて、もはやメールDM(頭痛が痛いみたいになってますがw)も開封されない可能性が高まっている、と言えると思います。
の中で、ターゲットを絞ったDMが有効なのでは、というお話をしましたが、そもそもアプローチする場が無くなってきている可能性があるわけです。
DM代替案
と言うことで、代替案を少し考えてみたいと思います。
LINE@
注目度No.1はこちらでしょう。
最近導入しているダイビングショップも増えてきている様な気がします。
LINEを使って1対多のコミュニケーションを可能にします。
デメリットとしては
この人たちにはこの案内、こっちの人たちにはこの案内
ということが出来ない点です。
性別や年代、居住地などの属性を絞って配信することは月額2万円のプランなら可能ですが
アドバンス未取得者のみ
といったオリジナルの属性は設定できない様です。
いずれ出来る様になると思っていますが…
Facebookグループ
LINEがここまで台頭する前は注目されていました。
LINE@には無いゲスト同士のコミュニケーションを実現出来る点がメリットであり、デメリットになる可能性も孕んでいると思います。
また、絞り込んだ配信が出来ないこともデメリットのひとつです。
郵送に原点回帰
いっそこれが良い気がします。
メール=ダイレクトメール=不要
となってしまっているのであれば、逆に言うと郵送でのDMは減っているのではないか、という仮説が立てられます。
メールの開封率を上げる工夫よりも、郵送の開封率を上げる工夫の方が容易なのでは無いでしょうか。
例えば…
- ハガキにしてみる→そもそも開封が無いので捨てられるか見てもらえるか
- A4厚紙1枚にしてみる→雑多な郵便物の中で存在感を示せる
- 封筒にお金をかける→同上
営業活動なんか必要ない、と言われてしまうと元も子も無いのですが、ゲストとのコミュニケーション、1度見直してみてはいかがでしょうか??