昨日の販促カレンダーの話。
フォーマットは様々ですが
- 旬の物
- 生活行動
- 行事
- 記念日
- 気温
などなど、様々なデータが書き込まれたカレンダーです。
と言いましたが、これに加えて『ダイビング熱が高まる季節』がわかると良いですよね。
もちろん夏に盛り上がるのは当たり前なのですが、もう少し具体的に…
ということで今回ご紹介するのがGoogleトレンドというツールです。
https://trends.google.co.jp/trends/
Googleトレンドで出来ること
人気急上昇の話題の把握
“まさに今”検索数が急上昇しているワードや、日ごとの注目キーワード、年間通しての人気キーワードランクングなどを見ることが出来ます。
こちらはあんまり関係ない…かもしれませんが(汗)
明日のゲストとの話のタネには良いかもしれませんね!
あるトピックの注目度推移の把握と比較
今回主に取り上げたいのがこちら。
検索ボリュームの推移を知ることが出来ます。
とはいっても、実数では無く、指定した期間で最も検索数が多かった時点を100とした時の比率で表されます。
ダイビングを調べてみた
ということで日本における”スキューバダイビング”というトピックに関しての結果がこちら。
今年の夏は8月13日~19日、お盆の時期に検索数のピークがあったようです。
新年を迎えるとともに微増、これはやはり新生活だから新しいことを、ということでしょうか。
3月でさらに微増、これはGWの旅行計画を立てる人の需要なのでは無いかと睨んでいます。
また、新年同様新生活を迎える4月に一気に検索数は増加します。
夏に向けて検索数が本格的に上がりだすのはGW明けで、お盆休みの終わりと共に検索数は一気に減っていきます。
夏にピークが来るのは当然として、4月にしっかりと検索ニーズに応えるコンテンツを用意する必要があると言えそうです。
そういえば今年の3月に自分でそんなことを言っていました…
過去のデータとの比較
1年を通しての動きが偶然のものでは無いかを調べるため、過去3年間のデータを見てみましょう。
新生活と共に必ず微増するとも言い切れない様な…
解釈は皆さんにお任せします(笑)
2014年2月の急激な検索数増加はバリ島での事故がマスメディア含め大きく取り上げられた結果が反映されていると思って間違い無いでしょう。
期間を更に延ばします。
最も古いデータの存在する2004年からの推移です。
見事に右肩下がり。。。
同じ年間のピークで比べても、2017年は2004年の41%です。。。
2014年頃から減少は止まっているので、底を打ったと信じましょう。
他のレジャーとの比較
様々なレジャーと比較してみましたが、興味深かったのがサーフィン、ボウリングとの比較です。
2005年頃まではサーフィンと互角だったものが今やサーフィンの半分です。
ボウリングには圧勝していたのに、2014年頃から勝てなくなっています。。。
1度もやったことの無い人は居ないのでは無いかと思えるボウリングはさておき、サーフィンもどちらかというと減少トレンド。
増加しているレジャーは無いのでしょうか?
ありました。
しかも、まさに今、抜かれそうです。
2020年東京オリンピックの競技にも選ばれているので、今後も伸びることが予想されます。
なんだか暗い話になって来てしまいましたが、現状から目を背けず、まずは2010年代初頭程度まで押し戻すための施策を考えたいものです。
そのためには、ボルダリングを始めとした、他業界の動向にも要注目ですね。
その上で、ダイビングの減少トレンドは底を打ったと信じ、2018年の夏は良い夏にしたいですね!