こんにちは。
現在、南の島にバカンス・・・
いやっ社会人丁稚として修行に出ている茂野です。
毎日3~5ダイブ潜りながら写真撮りまくってますが、やることはやってます(笑)
今回僕はセブ島最南端のリロアンという地域にあるマリンビレッジさんにお世話になっています。
昨年に引き続き3度目のマリンビレッジさんでの丁稚になります。
http://www.marinevillage.jp/
僕が日本を離れてまで海外に丁稚に行く理由は単純明快で
「自分の常識が根底から覆される」
からです。
大学生が良く言いそうな言葉ですが、本当にその通りなんです。
実は自分のフィールドで得意なやり方(例えば僕で言うと大瀬崎の学生の講習など)で仕事をしていますが、他のダイビングショップでは全く異なるやり方になります。
もちろん客層や経験本数も違うでしょう。
その異なる環境に身を置くことで、日本での自分のスタイルややり方に対して疑問を持ち改善することが出来ます。
ぜひ僕と同じ世代のスタッフには冬場、数カ月間でっちに出て新たな視点というのを手に入れて知見を広げてもらいたい。
そしてその経験を語り合いたいですね。
ウエイトの置き方から、ボートでの器材の背負い方といった根本から・・・
生物の魅せ方、フォトセミナーのやり方と様々な経験をさせて頂いております。
リロアンでの生活を簡単にご紹介したいと思います!
5:30 起床
6:00 ダイビング準備スタート
6:30 早朝ダイブ
7:30 朝食
9:00 2ダイブ
11:00 3ダイブ
12:00 昼食
14:00 4ダイブ
16:00 5ダイブ
17:00 ダイビング片付け
18:00 夕食(宴会)
21:00 宴会終了
22:00 就寝
こうやって見ると本当に潜ってばっかりですね。
ダイビングインストラクターと言えど、こんなにダイビング中心の生活は中々ないんじゃないかと思います。
1日5本とダイブ本数が非常に多いですが、これにはからくりがあります。
ダイブサイトが遠いところでも小型のボートに乗ること3分程度と近い、殿様ダイビングなのでゲストは器材を背負っている時間が極端に少ない、そして1番が毎回アベレージ10ⅿを切るダイビングスタイル。
殿様ダイビングのスタイルということはお客様の器材に関するトラブルは僕らの責任になります。
そのため入念なチェックが欠かせません。全員のウエイトや器材をすべて覚え配置し、確認し、再度確認をします。
ここまでゲストの器材に関していろいろみたり、ウエイト調整をしたのは初めてでした。
ゲストの気付かぬうちに浅場浅場へ誘導するガイドの巧みさが際立ています。
そのためにローカルガイドもゲストのカメラの粘り度や生物の好みを知り、それに合わせた深度で好みの生物を紹介することで浅場へ誘導していきます。
平均は毎回10ⅿを切りますし、4.5本目は7mくらいになることも(笑)
水中はこんな感じに完全マクロダイブです!!
遠征でドリフト、ギンガメトルネードなんかもありますがあまりやりませんね。
レアな生き物ももちろんたくさんいるんですが・・・
背景にソフトコーラルやウミシダが来るように、同じ生物でも背景を意識して最高の角度からゲストに見てもらう写真を撮ってもらうようなガイドスタイルです。
クマドリやニチリンダテハゼをスルーすることも多々(笑)
秘密の花園に住むシロオビイソハゼ(普通種)
ウミシダバックのヤマブキスズメダイ(普通種)
ケヤリに乗るシロオビイソハゼ(普通種)
ソフトコーラルに群れるメラネシアンアンティアス(普通種)
本当に普通種ばかりを紹介していますが、背景がきれいなので生物の種類はそんなに重要じゃありませんね。
先日受けたインタープリターの講義とともに伊豆のダイビングでも活かしたい!
※インタープリターについては細谷がブログにしています。→アンダーウォーターインタープリター養成講座に参加して
ちょっと日記的な記事になってしまいましたが5時半起床の30分前に起きてこの記事を書いているのでお許しください(笑)
僕みたいに若いイントラがお店を辞めずに様々なショップで経験し、切磋琢磨できる環境を作りたいです。
もし、海外丁稚をしたい方や、させたい方がいましたらご連絡ください。